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夏の快眠に!
夜も、寝苦しくてなかなか寝付けないという人も多いのでは?そんなときこそ、おススメしたいのが「長風呂」。
体にまとわりつく汗を洗い流すために、シャワーのみで済ませがちなこの季節ですが、ちゃんと湯ぶねにつかることが、蒸し暑い夜の快眠につながるのです。
人間は体の芯の体温・深部体温が上昇していくと眠れなくなります。
エアコンで体を冷まして、夜眠る前にエアコンを止めて寝ようとすると、体温は上がる一方です。
体温がどんどん上がってきて寝苦しくなってしまうのです。
だからといってエアコンをつけっぱなしにして寝てしまうと、風邪の元にもなりがちです。
本来は、眠り始めて以降、どんどん体温が下がってくるのがベターです。
熱が外へ放出されてスムーズに眠りに入れるのです。
もともと人間は体温調整をして自然に眠りに入れるようにできています。
ところが、エアコンなどで体の本来の機能が働きにくい状況ができてしまうので、意図的に体が眠りにつきやすい状態にしてあげる必要があるのです。
そのために、バスタイムをしっかりととって、体を温めることが大切です。
体の深部まで温まってきたら、バスルームを一歩出た後は、体温は下がる一方です。
このタイミングでベッドルームへ。
体から熱がじわじわと放出されているこのときに体を横たえれば、まぶたが重くなってすぐに夢の中に入れますよ。
「そんなこと言ったって、暑いこの時期に湯ぶねにつかるのは辛い」こんな声が聞こえてきそうですが、全身から湯船につかる必要はないんですよ。
半身浴でじっくりと汗をかくまで入れば、深部体温がしっかりと上がるうえ、ダイエットにもなりますので、一石二鳥です。