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コレステロールで血管は若返る!

 最新研究 血管の内側にコブのようなふくらみ(=プラーク)ができる「動脈硬化」。
これまでは、プラークを「大きくならないようにする」ことはできても「小さくする」ことはできないと考えられてきました。
しかし、最新の研究ではそれが変わってきています。

実際の患者さんの血管の中で、いわば「血管若返り」といえる現象が起きることが分かってきたのです。
動脈硬化を改善する方向へ進める主役となる物質は、“善玉コレステロール”です.
コレステロールの話で必ずといって良いほど出てくる、
善玉・悪玉という言葉。
善玉・悪玉って何が違うの?
 コレステロールは細胞を包む膜(=細胞膜)の材料で、すべての細胞に含まれています。
でも、細胞の中のコレステロールは善玉でも悪玉でもありません。
いわば、ただのコレステロール。
実は、善玉・悪玉と呼ばれるのは「血液中を運ばれているとき」だけなのです。
血液中でコレステロールを運ぶのは「たんぱく質」です。
たんぱく質には、大きく2種類あり、肝臓から細胞へと新しいコレステロールを配達するものと、細胞から古いコレステロールを回収して肝臓へ捨てに行くものがあります。
いわば配達トラックと回収トラックです。
この、配達トラックと積み荷のコレステロールをあわせて“悪玉コレステロール”と呼び、回収トラックと積み荷のコレステロールをあわせて“善玉コレステロール”と呼んでいます。
積み荷のコレステロールそのものは同じ。
運んでいるトラックと、運ばれていく方向が違うだけなのです。
ですから、卵などの食品に含まれているコレステロールにも善玉、悪玉という区別はありません。

私たちが食べた後、吸収されたコレステロールが血液中を運ばれるとき、善玉になったり悪玉になったりするのです。

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