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冷えについて
冷えると筋肉も血管も縮みます。 血管が縮んでしまうと血液の流れる通り道が小さくなってしまいます。 血液は色々な役目をしてくれます。
①二酸化炭素や酸素を運ぶ
②栄養分を運ぶ
③水分・塩分などの調節をする
④ホルモンの運搬をする
⑤外部からの細菌やウイルスなどから守る
⑥血を止める作用がある
⑦体温の調節をする。
血行が悪くなるとこれらの活動が停滞し、筋肉が収縮して血管が圧迫され細胞は酸欠や栄養不足になったり、老廃物や毒素が停滞して排泄されにくくなります。 また、筋肉の疲れがたまってコリや痛みを作りだしたりもします。
この冷えの連鎖反応が続くと体温調節がうまくできず自律神経失調症になったり、免疫力低下によりウイルスへの抵抗力が低下し、様々なアレルギーを引き起こします。
消化器 にきび・しみ・吹き出物・アレルギー肌・肌荒れ・口内炎・胃腸障害・内臓下垂・軟便・腹鳴・腹部膨満・痔・じんま疹・慢性皮膚炎・腰痛(腰痛からくる肩こり・膝痛など)・倦怠感・疲れやすい
泌尿・生殖器 腹部うっ血(冷えのぼせ)・冷え症・婦人病・不妊症・肥満・腎臓病・尿道炎・精力減退・リュウマチ・アレルギー体質・夜尿症
呼吸器 頭痛(重)・うつ症状・肩こり・血液異常(最低血圧が高い)・アレルギー性鼻炎・風邪をひきやすい・咳・喘息・気管支炎・慢性皮膚炎・アトピー性皮膚炎・冷房病・しもやけ・全身や局所の寒冷
☆冷えは足もとからやってきます。 腹部(消化器)⇒生殖器⇒肺(呼吸器)へとその障害が上ってきます。 この連鎖を食い止める一番の方法は? 答えは簡単ですよね。冷えているなら暖めればいいわけです。 「暖めろっていわれてもね~どうするのよ~。」と言う方!
はい!今日はそれがメインテーマです。
では、冷え取り方法をご紹介致しましょう!!
『冷え取り方法』
①足浴・半身浴をする
②靴下の重ねばき・レッグウォーマー・腹巻などを着用
③陽性の食物を摂る(身体を温める食品)
④散歩や適度な運動をする
<半身浴のすすめ>
☆ぬるめのお湯(37~40℃)に胸から下(横隔膜)までつかる。
約20~30分間
注:身体の芯から暖まり汗が出てくるまで。
湯冷めしないように気をつける。
(下半身を暖かく保つ=靴下の2重~3重履き)汗をかいたぶん水分補給する。
<足浴のすすめ>
☆気持ちのいい温度(41℃前後)に、ふくらはぎまで入る。
お湯がさめたらさし湯をしてください。
全体に汗ばんだらおしまい。
冷えないように靴下の重ね履きをする。
注:病後・ご高齢の方などは回数や時間を短めにしてください。
<陽性の食品>
塩分、鉄分、たんぱく質を摂る ・塩辛いもの ・寒い、涼しい土地、気候にとれるもの ・かたいもの、水分の少ないもの ・地下でまっすぐ下にのびるもの ・地上で横にはう植物 ・背たけの低いもの ・煮るのに時間のかかるもの ・熱するとむしろ硬くなるもの
根菜(ごぼう・にんじん・レンコン・山芋など) 調味料(みそ・しょうゆ・自然塩) 肉類(豚肉・羊肉・牛肉)
魚介類 (海老・蟹・鯛・アジ・いわし・小エビ・にしん・鮭・まぐろ・さば・ぶり・くじら・キャビア・ひらめ・かれい・ます)
チーズ・明太子・沢庵・梅干・にんにく・にら・ねぎ・玉ねぎ・しょうが・朝鮮人参・たんぽぽの根・じねんじょ
ビタミンB 肝心なのは偏った食事をしないことが一番!陽性の食品に偏りすぎ、食べすぎには注意しましょう。何事もほどほどが大切です。
そして、毎日半身浴または足浴で、冷え取りしましょう!
★一番大事なことは、このような事を受け付けてくれる体作りを日々しておかなくてはいけません。
骨格調整をし、全身の血行が良くなる体づくりこそ、本当の健康維持増進だと思います。