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睡眠の雑学
★ 起床時間は一定することが大事です。
休みの日は、一週間分の疲れをとろうと朝遅くまで寝ている人が多い。
その疲労回復方法は、大間違いです。
睡眠と覚醒のリズムが乱れてしまいます。
起きても、頭がボ~っとしている休みを過ごすハメになります。
効果的に寝だめをするなら、朝寝坊でなく早寝をするのが基本です。
★ ストレスは脳細胞を疲れさせます。
そして、睡眠時間が長くなる傾向があります。
何日も続けてストレスを受けていると、眠っても眠っても、まだ寝足りないと感じることがあります。
逆に、「すべてが順調にいっている時期」とか「楽しい日々を送っているとき」の場合は、睡眠時間が短くなります。
★ 太陽には強い覚醒作用があります。
太陽の光を全身に浴びることで、脳が目覚め、気分が高揚し、すがすがしい気持ちになります。
★ 眠るときの姿勢は、その人の性格や生活様式に関係が深いといわれています。
「仰向けに眠る王様型」「うつ伏せ型」「胎児型」「横向き型」の四つのタイプがあります。
胎児型は、不安が募っている人が多いと言われています。
★ 若い女性に増えている背骨がゆがむ脊椎側湾症は、仰向けに寝かせるようにすれば治ります。
★ 相撲取りの寝姿は、ほとんどが横向きかうつ伏せで眠り、仰向けに寝る人はいません。
これは、仰向けだとおなかの脂肪が心臓を圧迫します。
★ 睡眠不足は、頭がすっきりせず仕事や勉強も効率が悪くなります。
睡眠過剰も同じです。
一般に、働き盛りの人では7~8時間以上眠ると、かえって疲れが出てくるといわれています。
寝疲れです。
だらだら眠っていると、目覚めの仕組みがうまく働かなくなります。
あまりに長い睡眠の場合には、かえって強いストレスなど精神的な問題を抱えていないかどうか疑ってみる必要があります。
★ 睡眠時間は個人によって違いますが、年齢によってもかなり異なってきます。
新生児で18時間、10歳児で11時間、成人では7~8時間といわれています。