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5月病撃退食事の工夫
食育・食養などの普及活動を行っている国際食学協会(IFCA)は「気力がわかない」「ボーッとする」「憂鬱になる」などの症状を、食事で緩和させる“5 月病対策レシピ”を提案しています。
同協会が“5月病対策”として挙げているポイントは「イライラを解消」「神経をリラックス」の2点です。
気分が落ち着かないときにカルシウムやビタミンCを摂取すると良いというのはお馴染みですが、心身が疲れている時や元気がない時ほど食べたくなる“甘いもの”については意外なことに、「白砂糖の摂取は控えた方が良い」といいます。
「白砂糖」を食べると血糖値が急上昇します。
その血糖値を下げるために体内でインスリンが働きますが、そのとき一瞬にして低血糖状態になってしまうのです」と同協会。
低血糖状態が続くと体内では神経興奮作用のあるアドレナリンが分泌されるため、甘味が欲しい場合は白砂糖よりも血糖上昇率が低い甜菜糖(てんさいとう)がベストなんだそうです。
そのほか、同協会は「タマネギ、にら、しそ、レタス、セロリなどには神経をリラックスさせ沈静させる効果があります」と、香りのある野菜を推奨しています。
また、精神を安定させる“セロトニン”を増やすためにも「たんぱく質を摂取することが大切」としています。