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増える内臓脂肪
更年期に太りやすくなるのは、筋肉量や基礎代謝が減ることも関係しています。
基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量の事。
若いときはだまっていても消費されるエネルギーが、年をとると使い切れず残ってしまうため、若いときと同じように食べているとエネルギーのとりすぎとなってしまいます。
太らないためには、食事の量・カロリーをコントロールするとともに、栄養成分を偏らないようにすることです。
食事全体のうち、タンパク質20%未満、脂肪20~25%未満、炭水化物50~70%未満のバランスであれば問題ないです。
また、肥満からくる糖尿病を防ぐために、血糖値を急激に上げないよう食事のとり方を工夫する必要があります。
『食事のときはまず最初に野菜を食べ、ご飯やパンなど炭水化物は最後にする』というように食べる順番も大事です。
また、やせたいからと食事を抜く人がいますが、欠食は逆に肥満の原因になります。
健康長寿のためにも、1日3食、腹七分目を心がけたいものですね。