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健康豆知識

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体の疲れは脳の疲れ!?

「体の疲れは脳の疲れ」という考え方は、近年の脳科学や運動生理学で注目されています。ただし、すべての疲労が脳だけで決まるわけではありません。筋肉の疲労と脳の疲労が互いに影響し合って、「疲れた」と感じるのが実際の姿です。

 

「疲れ」は脳が作り出す感覚

運動や仕事を続けると、筋肉だけでなく脳にもさまざまな情報が送られます。

・筋肉に疲労物質がたまる

・エネルギーが不足してくる

・体温が上がる

・炎症やストレス反応が起こる

 

これらの情報を脳が受け取り、「これ以上頑張ると体に負担がかかる」と判断すると、疲労感として自覚されます。これは、体を守るための重要な防御反応です。

 

脳疲労とは?

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、人間関係のストレスなどでも脳は疲れます。

 

脳が疲れると、次のような症状が現れやすくなります。

・集中力が続かない

・判断力が鈍る

・やる気が出ない

・イライラしやすい

・眠くなる

・体がだるく感じる

 

つまり、筋肉はそれほど使っていなくても、「全身が疲れた」と感じることがあります。

 

脳が疲れる原因

① 情報の処理が多すぎる

現代は、パソコンやスマートフォン、SNSなどから大量の情報が入ってきます。脳は休む間もなく情報を処理するため、疲れやすくなります。

 

② ストレス

ストレスが続くと、ストレスホルモンの分泌が増え、脳の働きが低下しやすくなります。

 

③ 睡眠不足

睡眠中には脳内の老廃物が排出され、神経細胞の働きが整えられます。睡眠不足が続くと、この回復が不十分になります。

 

④ 血糖値の乱高下

甘いものを一度にたくさん食べると血糖値が急上昇・急降下し、眠気やだるさ、集中力の低下につながることがあります。

 

脳の疲れを回復する方法

良質な睡眠

最も効果的な回復法です。毎日同じ時間に寝起きし、7~8時間程度の睡眠を目安にしましょう。

 

軽い運動

ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は血流を改善し、気分転換にも役立ちます。

 

目を休める

パソコンやスマートフォンを長時間使う場合は、1時間に1回程度は画面から目を離し、遠くを見る習慣をつけましょう。

 

栄養バランスを整える

脳の働きを支える栄養素を意識して摂りましょう。

・ビタミンB群:豚肉、玄米、大豆

・DHA・EPA:青魚

・鉄:赤身肉、レバー、あさり

・マグネシウム:ナッツ類、海藻、豆類

・抗酸化成分:ブルーベリー、トマト、緑黄色野菜

 

疲れが長引く場合は注意

休養をとっても疲れが何週間も続く、日常生活に支障が出るほど強い疲労感がある場合は、単なる「脳疲労」ではなく、次のような病気が隠れていることもあります。

・貧血

・甲状腺の病気

・糖尿病

・睡眠時無呼吸症候群

・うつ病や不安症

・慢性疲労症候群 など

 

このような場合は、医療機関で相談することをおすすめします。

 

まとめ

「体の疲れは脳の疲れ」という表現には一定の科学的根拠があります。疲労感は脳が全身の状態を総合的に判断して生み出す感覚であり、筋肉の疲労だけでなく、睡眠不足やストレス、情報過多などによる脳の負担も大きく関わっています。

 

そのため、疲れを回復するには、栄養や運動だけでなく、十分な睡眠、ストレスの軽減、脳を休ませる時間を意識して確保することが大切です。

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