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すごいぞ!ヨーグルトの力
「インフルエンザ予防効果も!?」佐賀県有田町で行われた調査です。
調査は,町の小中学生1,904人が参加し、「R-1乳酸菌」入りのヨーグルト(飲料タイプ)を1日1本(112g)、半年間、飲み続けるというものです。
すると、有田町の子どもたちのインフルエンザの感染率が、周辺地域や佐賀県全体と比べて極めて低いことが分かりました。
R-1乳酸菌は、発酵の過程で、「多糖体」と呼ばれる、糖を含んだたんぱく質を大量に作り出します。
この多糖体が、体の中に入ると、免疫機能で重要な役割を果たすナチュラルキラー細胞を活性化させます。
そのためインフルエンザウィルスも撃退できたのはないかと考えられています。
「メタボ対策の救世主!?」去年、行われた調査では、ヨーグルトに含まれる乳酸菌「ガセリ菌SP株」が、メタボの改善に効果があることが分かりました。
調査の内容は、肥満気味の87名にガセリ菌SP株を含むヨーグルトを毎日200g、3か月間食べてもらうというものです。
すると、もっとも効果のあった人で、内臓脂肪が42%減少、平均でも4%減少しました。
内臓脂肪以外にも、皮下脂肪やウエスト、ヒップなどの項目も減少しました。
その他、乳酸菌の機能として、「LB81乳酸菌」には、肌の弾力やキメ密度など、皮膚機能の改善効果があることや、「ビフィズス菌BB536」などには花粉症の症状を緩和する効果が期待できるとのことです。
※ヨーグルトは薬ではありませんので、誰にでも必ず効くというわけではありません。
乳酸菌との相性や周りの環境によっても違います。