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秋に注意したい目の病気
【こんな事で目は疲れる】
人は情報の80%を目から得ていると言われています。
起きているだけでも目は働いているのですが、 それに加え私たちはパソコン・テレビゲーム、偏食、老眼、睡眠不足、喫煙、ストレスなど目を酷使しがちな生活をしています。
目の疲労は肩こり・頭痛・全身 倦怠感・胃腸障害を伴う場合もあります。
秋の夜長につい本を読みふけってしまい、新聞配達の音にビックリ!なんてことはありませんか。ほどほどにして目を休ませてあげましょう。
【眼精疲労と麦粒腫 (ばくりゅうしゅ) 】
秋は夜長です。読書や勉強には正しい照明に気をつけましょう。
部屋全体を明るくしたうえで、机の上 にも照明スタンドを左側に置きましょう。
暗いと目が疲れやすくなり、目をこすりたくなり、これが麦粒腫(ものもらい)の原因となります。
いつも手をきれい に洗いましょう。
そして読書の姿勢にも気をつけて、眼精疲労にならないように、常に気をつけることが必要です。
【屈折異常】
近視(近眼)、遠視、乱視といった目の状態を総称して屈折異常と呼びます。
屈折異常は、調節を全く働かせないとき、つまり、目が最高にリラックスして水晶体が最も薄い状態(無調節状態)のときに、ピントがどこに合うかで分類されます。
読書の秋、大いに親しみましょう。
しかし、室内全体の照明と机の上を照らす照明を、併用することが大切です。
また若い人は勉強の姿勢に注意しましょう。
それには机の高さ、椅子の高さも関係してきます。視力を悪くしないために、寝ながらの読書はつつしみましょう。
【老 眼】
中年期になり、読書で字が見づらくなった時は、そろそろ老眼の注意をしましょう。
体裁にとらわれて無理をしていると、読書の能率も上がらないし、また眼精疲労の原因にもなります。
早く眼科医で検査をして、適切なめがねの処方箋をもらい、老眼鏡を作りましょう。
【中心性脈絡網膜炎(ちゅうしんせいもうまくえん)】
ストレスがひきがねになって、眼底の物を見る中心の網膜に水がたまる病気です。
30~40歳代の働き盛りの男の人に多く見られます。
普通片眼の中心が暗く見え、ゆがんで見えたり、小さく見えたり、時には中心のみ色覚異常が現れます。
軽い場合は、ストレスから放れ安静にしていると、自然に治ることもありますが、網膜の腫れがひどい場合は光凝固が必要なときもあります。また再発を生じやすく、あまり何度も再発をくり返すと、視力低下が永久的になります。
眼科医で適切な治療が必要です。
【疲れ目を癒すアイケア】
蒸しタオルを目の上にあてるだけで血流が良くなり、疲れも解消しやすくなります。
ただし、ひどい充血をしている時はアイスパックで冷やしましょう。
*眼球自体を押したりしては行けません。
目は酸化によるダメージを受けやすいので、抗酸化物質を多く含む緑黄食野菜や鮮やかな色のフルーツを取りましょう。