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おしっこで 日本人の8人に1人が毒をうまく出せていない!?

おしっこで毒を出せない人とはどんなタイプ?
日本人の8人に1人が毒をうまく出せていない!?
女性の間では今や健康のための常識となったデトックス!
身体の中に溜まっていく毒を積極的に外へ出すことで、いつまでも若く健康な身体でいられるという、まさに毒だし健康法です。
この「毒」と呼ばれるものの正体は、身体が作り出す老廃物。
食べ物として身体に入った栄養は筋肉でエネルギーになった後、燃えかすのような物質に変化。
これが老廃物、つまり毒です。
毒をうまく身体の外へ出せないと、生活習慣病など恐ろしい病を招く場合も!?
そのため毒は、便などによって常に外に出さなければなりません。
中でも最も重要な毒出しを行っているのが「おしっこ」!
しかし、今そのおしっこに新たな問題が。
なんと日本の成人8人に1人が、おしっこで毒をうまく出せていないというのです。
慢性腎臓病から自分を守るにはメタボから慢性腎臓病になる!?
ただ、慢性腎臓病の原因は実は他にも沢山あるのです。
腎臓病のことをよく知って、予防・改善につなげましょう。

①  糖尿

現在、日本で最も多い慢性腎臓病の原因は糖尿病です。
糖尿病は血液中の糖分を十分に処理できなくなって、その結果、体中の血管が動脈硬化に陥る病気です。
腎臓は心臓から送り出される血液の5分の1が通過する細い血管でできた臓器なので、動脈硬化の影響を受けやすく、糖尿病で侵されやすい臓器の一つなのです。
この糖尿病によって腎臓がだめになってしまい、人工透析を受けるようになる患者さんは実は、毎年1万6千人近くも新たに増えていっているのです。

②  慢性糸球体腎炎(まんせいしきゅうたいじんえん)
次に多い原因が、慢性糸球体腎炎(慢性腎炎とも呼ばれます)です。
この腎炎にも沢山のタイプがあります。
日本で一番多いタイプはIgA腎症(アイジーエイ・じん症)といい、IgAという免疫を司るたんぱくが、どうしたことか腎臓の糸球体(血液のろ過機能)にくっついて、糸球体を壊してしまう病です。
この病気の特徴は風邪を引いたりすると血尿のために尿が真っ赤になることです。
他にも、むくみが強くなるネフローゼという腎炎もあります。
以前は、この慢性腎炎が原因で慢性腎臓病になることが最も多かったのですが、日本では広く行われている検尿が功を奏して、1996年以降に減少を始めています。

③生活習慣病 3番目が、高血圧や痛風、高脂血症、そしてメタボが原因で起こる腎硬化症という腎臓病です。
これも動脈硬化が原因で65歳以上の高齢者に多い慢性腎臓病です。
これら3つの原因により毎年3万人近い方が人工透析を始め、全国で成人の400人に1人が人工透析を受けていることになるのです。
慢性腎臓病の怖さは、毒素が体中に貯まる“尿毒症”になって透析や腎移植を受けるようになることだけではありません。

腎臓の働きが正常の60%以下になると、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管病になる危険性も倍増することが怖いのです。
そして、尿毒症になる前に、これらの心血管病により寿命が尽きてしまう人が多いのも事実です。
こうならないように、生活習慣を健康的なものに保つ努力をしましょう。

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