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健康豆知識

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5月病対策!!

❖五月病って?

5月の連休後に、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。

初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられます。これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。

 

❖五月病の原因

五月病は、主にストレスが原因で起こります。

進学や就職、転居などで新しい環境に変わる人が多い新年度は、特にストレスが溜まりやすい時期なのです。

五月病は病院などで使われる正式な病名ではありません。

医学的には、適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不眠症といった病気などがあります。

五月病の原因で一番多い病気は適応障害ですが、実は発達障害の人もいると考えられています。

発達障害には、自閉症、注意欠如・多動性障害(ADHD)、アスペルガー症候群など、さまざまなタイプがあります。

計算や暗記が得意で学生時代には成績優秀だったが、社会に出るとうまくいかないという人は、アスペルガー症候群の可能性があります。

 

❖こんな人は要注意!

五月病は、誰でもかかる可能性があります。

なかでも、受験や就職などの大きな目標を達成したことで、燃え尽き症候群(バーンアウト)のような状態に陥っている人や、環境が大きく変わったことで周りにうまくなじめないという人は、ストレスを溜め込みやすいので注意が必要です。

また、五月病の原因とされる適応障害やうつ病といった病気になりやすいタイプの人もいます。

このような人は、性格的に几帳面でまじめ、責任感があるといった特徴があり、一人で抱え込んですべてをきちんとしようとします。

気負いすぎずに、周りの人に協力を求めるようにしましょう。

 

❖予防のポイント

五月病を予防するためには、ストレスを溜めないことがいちばんです。

好きなことをしたり、好きなものを食べたりすることが、ストレス解消につながります。

また、運動や規則正しい生活を心がけること、同じ境遇の仲間同士で悩みを共有することも、五月病の予防には効果的です。

 

 

★5 月病撃退食事の工夫

食育・食養などの普及活動を行っている国際食学協会(IFCA)は「気力がわかない」「ボーッとする」「憂鬱になる」などの症状を、食事で緩和させる“5 月病対策レシピ”を提案しています。

 

 同協会が“5月病対策”として挙げているポイントは「イライラを解消」「神経をリラックス」の2点。

 

 気分が落ち着かないときにカルシウムやビタミンCを摂取すると良いというのはお馴染みだが、心身が疲れている時や元気がない時ほど食べたくなる“甘いもの”については意外なことに、「白砂糖の摂取は控えた方が良い」という。

 

 「白砂糖を食べると血糖値が急上昇します。その血糖値を下げるために体内でインスリンが働きますが、そのとき一瞬にして低血糖状態になってしまうのです」と同協会。

 

 低血糖状態が続くと体内では神経興奮作用のあるアドレナリンが分泌されるため、甘味が欲しい場合は白砂糖よりも血糖上昇率が低い甜菜糖(てんさいとう)がベストなんだとか。

 

 そのほか、同協会は「タマネギ、にら、しそ、レタス、セロリなどには神経をリラックスさせ沈静させる効果があります」と、香りのある野菜を推奨。

 

 また、精神を安定させる“セロトニン”を増やすためにも「たんぱく質を摂取することが大切」としています。

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